2018/03/02 カテゴリー:ブログ
前回の続き
再発を繰り返すうちに慢性症状になってしまう理由についてのお話です。
再発を繰り返すのには3つの理由があげられます。
① 症状を出す原因である体のゆがみは毎日作られるから
② 症状が消えた時点で治療をやめてしまうから
③ 治療をやめた後、良い状態を維持する方法がないから
前回は「① 症状を出す原因である体のゆがみは毎日作られるから」について説明させていただきました。
今回は「② 症状が消えた時点で治療をやめてしまうから」「③ 治療をやめた後、良い状態を「維持」する方法がないから」について説明します。
② 症状が消えた時点で治療をやめてしまうから
症状が消えた時点で改善したとみなし、治療をやめてしまうのは一見理に適ってるように思えます。
しかし現実にはその時点では本当に改善したとは言えません。
前回、毎日作られる体のゆがみによってコリや痛みがあらわれるという話をさせていただきました。
ゆがみが改善すれば、症状も軽減するというわけです。
しかしゆがみの強さと症状の強さは比例するものではなく、ゆがみが強くても症状を感じない時間帯があったりします。
ただゆがみが強いほど症状は出やすくなり、時間帯によっては耐え難い痛みがあらわれる確率が高くなります。
つまりゆがみが20なら自覚症状が20というわけではなく、ゆがみが49でも自覚症状が0であったりします。
しかしゆがみが51以上になると症状はあらわれはじめるという事です。
ゆがみは一定のラインを超えなければ症状は自覚しませんが、超えたとたんに自覚し始めます。
49と51ではゆがみの強さでは2しか変わりませんが、49では自覚症状はなく、51では症状を感じてしまうというわけです。
49では症状を感じていないため、症状が無くなったことを改善の基準にすると「改善した」とみなされます。
しかし毎日の生活でゆがみはすぐ入ってしまうので、すぐに51以上になってしまい、再発するというわけです。
③ 治療をやめた後、良い状態を維持する方法がないから
49だとすぐに再発してしまいますが、ゆがみが15くらいまで改善すれば、再発まで35程度のゆとりがあるので、その貯金を使い切らなければ症状は再発しません。
しかしゆがみは毎日の普通の生活習慣で入ってしまうため、必ず時間の経過とともにゆがみは蓄積されていきます。
メンテンナンスなどで継続して治療を受け続けば、良い状態の維持はできますが、症状を感じていない状態で通院し続けるのは、なかなかモチベーションが上がらず足が遠のいてしまうのも事実です。
良い状態を維持する方法としては他に「体自体を鍛える」という方法もあります。
例えばヨガやピラティス、体幹トレーニングなど全身バランスを整えたり、体の軸を鍛えたりすればゆがみが入りにくい体を作ることは可能です。
では実際にゆがみが入らないように鍛えようと思ったときに必要な運動量はどのくらいになるのでしょうか?
少なくとも毎日20分~30分の適切なトレーニングは必要になるでしょう。
それでもゆがみを取り切ることは難しいと思います。
また継続するためには、かなりのモチベーションや精神力が必要になるため、長期間続けられる人は少ないのではないでしょうか。
継続的な努力が可能なら良い状態の維持はできる人はいるでしょう。
しかし現実問題として毎週整体院やマッサージに通い続けたり、毎日30分トレーニングを続けるのはなかなか難しいと思います。
やめてしまえば、時間の経過とともにゆがみは作られ必ず再発します。
当院は再発を繰り返す3つの理由への解決策を提案することができます。
すごく簡単な方法です。
もしあなたが症状の再発で長年悩んでいるなら、一度ご相談ください!
肩・腰・膝の痛み、頭痛やしびれなど身体のことでお悩みなら、練馬区桜台にあるいなざわ整体院にお任せください。お問い合わせやご相談、ご予約はお気軽に。
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